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2009-04-23(Thu)

ネイチャーゲーム

私の背景について思い出しながら書いているので、また前後してしまいますが、今から14年ほど前のことを今日は書いてみます。

今の私の原点的な体験です。

当時の職場(音楽ではなく事務系の職場の方の話です)で異動があり、新しい配属先はタバコの煙が流れてくるだけでなく、油性塗料ペンを多用する部署でした。

あいさつ回りを済ませた翌日、ほとんど一日油性塗料ペンを握りしめる実務に入るとくらくらしてきて、集中力がなくなり、だんだん気分が悪くなりました。

なんとか帰宅はできたものの、ぐったりしてしまい、気づいたらひどい高熱になっていて、その夜病院へ行って、そのまま入院してしまいました。

検査をしても何も出ないので、医者からは原因不明、ストレスで体のバランスが崩れたのでしょうと言われましたが、私は職場のタバコなどの空気があまりにも悪いことが原因だと思いました。

当時の私は化学物質過敏症を知りませんでした。

また、タバコアレルギーの診断書が欲しいと頼んでみましたが、それもかないませんでした。

そのまま自己都合で退職せざるを得ませんでした。

退職して静養している間に、環境について学ぼうと思いました。

その時に出会った本がこちらです。

沈黙の春沈黙の春
(2001/06)
レイチェル カーソン

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1960年代に書かれた環境についての元祖ベストセラー本で、特に空中散布した農薬が生態系へ及ぼす影響について書かれています。

当時の私は、生態系に及ぼす影響について驚くばかりで、人体への影響について書かれた部分は急性中毒や時間を経て癌になることなどが印象に残っているものの、その時自分におこっている体験と照らし合わせながら読むことができませんでした。

ですが今再び読んでみると、過敏症的なことについても少し書かれており、有機リン系とアセチルコリンの話や、精神症状が出ることなどもちゃんと出ています。



センス・オブ・ワンダーセンス・オブ・ワンダー
(1996/07)
レイチェル・L. カーソン

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すべての子どもが生まれながらに持っている「神秘さや不思議さに目を見はる感性」を、いつまでも失わないためには、子どもといっしょに再発見し感動を分かち合ってくれる大人がすくなくともひとりそばにいること、と書かれています。


この2冊の本は、退職後の静養中に参加したネイチャーゲーム指導員養成講座で紹介してもらいました。

ネイチャーゲームとは、ジョセフ・コーネル氏が創始者の自然体験プログラムです。

大地に仰向けになって寝て体の上に葉っぱをかけてもらい、大地を体験するようなゲームや、暗闇の中で気配だけで相手の動きを感じるコウモリのような体験をするゲームなど、五感を使って自然と一体感を得る体験ゲームが色々あります。

私が子供のころは、こんなゲームを用意しなくても毎日放課後がネイチャーゲーム(自然と一体感遊び)でしたので、私にとっては思い出す体験でしたが、ほとんどの参加者は初体験という感覚で臨んでいる様子だったので、自分の幼少時の環境の豊かさにあらためて感謝した覚えがあります。

ゲームの中にはふたりひと組でするゲームもあるのですが、私と組んだ小学校の教頭先生だという男性は、「木を感じ、自然を感じるだけかと思ったが、あなたと組むと、とても深い所にある自分の気持ちに気づくから不思議だなぁ」と言われました。

なんでも、自分の正直な感情に触れて日常生活の関係性の中での問題のヒントを得ることが出来たのだそうです。

その他に組んだひとからも、同じようなことを言われました。

私は、別に何か特別な言葉かけをしたつもりはなくて、私にとって馴染みのある自然なスタイルで自然の中にいて、相手とただ一緒に居ただけだったのですが、私の在り方は普通のネイチャーゲーム指導員の在り方とちょっと違っていたようでした。

当時の私は、私と組んだひとだけがどうして深い気持ちに入ってしまうのかがわからなくて、少しとまどいました。

それで、ネイチャーゲームの勉強はそれ以上先へ進めることはしませんでした。

そして、ちゃんと心理セラピストの勉強をしたいと思いました。

また、この時期に行った別の自然体験型ワークショップの講座では、ゲストのある女性講演者の話がとても印象に残りました。

「自然の中へ入って自然を感じるということではなく、自分の体そのものが自然そのものだということに気付いてほしい。自然を感じたかったら自分の体を感じられるようになること、自然を大切にしたかったら自分の体の声に耳を傾けること、それが自然環境につながっていくから」

体の声を聞けるようになりたい、そんな勉強があるのならしてみたいと思いました。

(ただ、その講座では体の声を聞く講座は用意されていなかったのでそこでは勉強しませんでした)

それから14年たって色々な勉強を経て、今の私はボディサイコセラピスト(心理セラピストでかつ体の声を聞くセラピストといった感じです)になり、当時ネイチャーゲームで私に何がおこっていたのか説明ができるまでになりました。

もともと自然そのものが人間にとって最高のセラピストなのです。

私はそれを子供の頃から無意識に知っていて、自然とそういうコンタクトの方法が身についていました。

その在り方で私は木々と共に大地に立っていただけ。

そして組んだ相手とも全身で共鳴していただけ。


カーソン女史が警鐘を鳴らしてから、50年近く経った今もまだ、農薬空中散布は続いています。

誰もが自然と一体感を感じられる世の中になりますに。


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ひろって

Author:ひろって
化学物質過敏症をNAETで治療を受けている、日本ではパイオニア的患者だと思います。

外出するのも、家にいるのも困難だった私が旅先で倒れて、偶然出会ったNAET治療。たった15分の治療で、原因の香水の反応から開放されました。

以後治療を受け続け、引越もリフォームもせず、家具等を捨てる等もせず、今までの環境のまま、ほぼ普通に過ごせるようになりました。

(現在は、治療受けることをお休みしております。)

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