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2009-06-18(Thu)

高原での曝露体験

今日もつれづれに。

今回、久しぶりに高原の実家に5日間滞在しました。

高原には、都会からよい環境を求めて移住してきた方も多く、自然農法家の方もいるし、いたる所で無農薬の野菜が売られたり、都会とかわらないような自然食品のお店もあります。

普通のスーパーにもこだわりのパン(材料全て有機農法かそれに準ずる材料)等が普通に陳列されており、住民の方々の環境に対する意識の高さを感じさせられました。

しかしながら、昔からその土地を開墾して苦労されながら農業をしてこられた方々は、当然日本の普通の農業をされているようです。

道には「住×の農薬」という大きな看板も出ています。

有機農業している方は、農薬を使ってないのにかかわらず検査で農薬が検出されてしまい生協の契約解除となってしまったのだとか。

色々な立場のひとがいらっしゃるようです。

そんな高原ですが、都会と違う状況にあらためて驚きました。

都会には都会の大変さがありますが、今回の滞在で、地方に住む化学物質過敏症の方の大変さを少しですが感じられたようにも思いました。

まず、野焼きの多さには本当に驚きました。

実は、以前私が滞在した時は、野焼きは一律全面禁止だったのですが、農業に限ってよいことに条例が改正されたのだそうです。

NAETで煙関連の治療を済ませてあったので、ただの草を燃やす普通の野焼き程度は、お陰様でマスク無しでも歩いて通り過ぎることが出来ました。

ただ、農業と関係あるように思えない野焼きもそこここであり、民家から立ち上がるプラスチックを燃やした煙は、さすがにキーメートマスクで対応しました。

条例が改正され、なし崩し的に色々なものが燃やしてもOKな雰囲気になってしまったことが、残念でなりません。

でも、ダイオキシン関連の治療も済ませてあるからか、プラスチックの煙を吸い込んでも、お陰様で症状は出ませんでした。

それから、いたるところで農薬散布にも遭遇しました。

バス停で時刻表を書き写していたところ、ふと10メートル先に人影が。見ると、老人が地面の雑草に対してシャーシャーと除草剤を撒いているところでした。

早々に退散しましたが、マスクもしてなかったし、きっと少し吸い込んでしまったと思います。

ですが、除草剤の類も治療済みだったのが幸いしたのか、お陰様て無事に過ごすことができました。

また、散歩中にいきなり嗅覚が少しだけ過敏になったところや、目の周りがなんとなく違和感を感じるところがあって、そこは農薬散布したところだとわかりました。

以前の私なら、即、頭痛や圧迫感等の症状が出て、力が抜けて歩けなくなっていたと思います。

でも、マスクしていなくても(というか、もともと農薬にはマスクもあまり効果ありませんよね)特に症状が出ることもなく、普通に歩いて通り過ぎることが出来ました。

都会ではあまりこういう類の曝露はないので、最近は自分が化学物質過敏症なのを忘れて歩いてしまうこともありましたが、農薬を感じられる自分に、やっぱりまだ完治していないのだなとあらためて思いました。

ただ、以前06年秋の体験記事(高原で1高原で2)で紹介した実家の近所のコールタール臭や、実家の防虫剤を使ったことある部屋等は全く何も感じなくなり、不自由なく過ごせました。

それから、高原ならではの化学物質に遭遇したのが、ロッジ風の建物の木材の防腐剤の臭いです。

都会にあるようなホテルや旅館の内装材や消毒では、嗅覚過敏や頭痛等の症状が出ることは今の私にはまず無いのですが、ロッジ風の木材はちょっと予想外の出来事でした。

NAETのサンプルにもないので治療していませんでした。(NAETには木材のサンプルはあってそれは治療済みですが、ロッジの木材というような細かいサンプルはないのです。)

ロッジ風の建物に入った時に、ちょうどものすごいスコールのような夕立があり、その建物から動けず食事をすることになり、1時間ほど滞在を余儀なくされました。

私には変に歪んで嫌な臭いに感じる木材の臭いは、その場で筋肉反応検査(自己検査)をしてみると、建物の駆体の木材の防腐剤が原因とわかりました。

臭いは、徐々に鼻の奥に違和感と頭痛を引き起こしました。

でも、耐えられないほどの頭痛ではなく、普通に食事をして話をして豪雨をやり過ごすことができました。

ただ、化学物質に曝露して、前日の治療の好転反応の影響がないのにかかわらず(※)、このように臭いが歪んで感じてしまい、かつ頭痛の症状まで出てしまうのは本当に久しぶりで、ああやはりまだ気をつけなければと思いました。

(※=私は私にとって大きなアレルゲンの治療後、好転反応の影響で一時的に過敏性が上がることがあります。その時に何かに暴露すると一時的に嗅覚過敏や頭痛等の症状が出ることもあります)

建物を出ても40分くらいは頭痛が続きました。

ただ、頭痛は感じるものの旅程に支障が出ることなく普通に過ごせたのは、快復に向かっているからだと思いました。

そして帰宅後、その時の木材の防腐剤臭をイメージを使って自己治療をしました。

次回、同じようなロッジ風の建物に入っても、きっと大丈夫になっていると思います。

最近では、このように何か新しいもの(NAETのサンプルにもなく、身の周りでは調達するのが大変な原因物質)に曝露すると、(その体験を手かがりにして)まだしていない化学物質の治療が出来るラッキーなチャンスだとさえ私には思えるようになり、お陰様で体だけでなく気持ちにも余裕ができて楽になりました。

これはもちろん、すでに2年半以上治療を続けて快復してきたから思えることですし、出来ることだと思います。

以前の私は当たり前ですが、曝露体験は本当に嫌なものとしか思えませんでした。

ただ、以前からずっと信じていることがあって、どんな(たとえ嫌な)体験でも(時間がかかるかもしれないけれど振り返ってみたら)自分が本当に進みたいよい方向に向かうきっかけになっているのかもしれない(だから必要以上に悪いと騒がない)ということです。

この根拠のない不思議な気持ちがどこから来るのかわかりませんが、いつも私の行く道を照らしているように感じます。

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プロフィール

ひろって

Author:ひろって
化学物質過敏症をNAETで治療を受けている、日本ではパイオニア的患者だと思います。

外出するのも、家にいるのも困難だった私が旅先で倒れて、偶然出会ったNAET治療。たった15分の治療で、原因の香水の反応から開放されました。

以後治療を受け続け、引越もリフォームもせず、家具等を捨てる等もせず、今までの環境のまま、ほぼ普通に過ごせるようになりました。

(現在は、治療受けることをお休みしております。)

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