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2010-02-25(Thu)

変化の波 2

(昨日更新した変化の波1の続きです)

高原の実家での静養を終え帰宅した私は、以前にも増して過敏性が下がり、これってもう治ってしまったの?と思うくらいでした。

しかし、“思いがけないことの案件”は何も変わらない状態で、過敏性が下がっていても完治していない身では、また春になれば曝露してしまい同じことになり、おそらくは半年間自宅にいられなくなるようになる状況が予測できました。

昨夏ご尽力いただけた関係各所の皆様のご協力もこれ以上は無理といった情勢に変わってしまっており、他の手を考えなければなりませんでした。

しかし、そのことを考えると自然に足がガクガクしてしまうのです。

化学物質過敏症という言葉を考えるだけでもダメでした。

家族は私より深刻で、今後のことを話すことが出来ませんでした。

精神的に回復する必要がありましたが、3年近く私の心の支えになっていた音楽療法の教室が夏いっぱいで急遽閉鎖され、頼ることが出来ませんでした。

また、ねずみ先生の状況も変わっており、NAETは受けたくなくてもカイロだけでも気分の良いときに治療院を訪れて診ていただく…なんて感じの受診が出来ない状況でした。

NAETを受けたくなかった理由は、昨日の記事に書いたことが大きいのですが、この時点では、化学物質過敏症であることを思い出してしまうからという理由もありました。

私の場合、NAETの治療後には必ずといっていいほど好転反応があり、その時に化学物質過敏症の症状そのもの(倦怠感、頭痛、嗅覚過敏等)を何日も体験するので、化学物質過敏症を忘れたいくらいの状態では無理だと思いました。

そんな中、気軽に通うことが出来たのが、近所のかかりつけ医です。

この先生は、私を北里に紹介して下さった先生で、東洋医学の脈診も出来る漢方の処方を得意とする先生です。

とても人気があっていつも混んでいるのですが、目を見て時間をかけて話を聞いて下さる先生で「気がかりなことがあったら、ここは予約制でないからいつでも話しに来ていいよ」と言って下さり、本当に安心感を得ることが出来ました。

本当にカウンセリングのように、ただお話だけをしに行ったこともあり、とても感謝しています。

(以降、現在もこの先生にお世話になっています。)

漢方は、思いがけない曝露以後良くならない於血(おけつ:漢字違うかも…)を取ること、精神的回復を目指し気を補うことが出来るものを処方してもらいました。

漢方薬は自分で筋肉反応検査をしてアレルゲンでないことを確かめてから服用しました。

さて、生活の変化は他にもありました。

2年に渡り月2回していた社会復帰への第一歩だった仕事が、避難静養でお休みしてから、声がかからなくなりました。

仕事の準備もなく、NAET通いも音楽療法通いもなくなり、時間だけがある中、気持ちが落ちないように化学物質過敏症のことを考えず、ひたすら家事に励み、休日は家族で軽い山登りをするなどして過ごし、気力体力の回復を待ちました。

幸い過敏性がほぼない状態で頭痛もなく、今までにないような集中力があるので、今まで症状やNAETの治療後の好転反応で思うように出来ず放置状態だった家中の物の整理、片付け、掃除を、思いがけずにすることが出来ました。

長い間、家事がおっくうで苦手、と思っていた私でしたが、それはシックハウス症状がそうさせるのであって、本当は家事って気持ちのよいことで、私にもちゃんと能力があったのだ!と、嬉しく思いました。

家事が気持ちよく出来るようになるのは私の悲願でした。

“思いがけないことの案件”は大変なことだけれど、そのことあって今、以前より色々な能力を発揮出来るのだから、全て悪いことではないよなぁ…色々あってもやっぱり人生一石何鳥かわからないな、と思いました。

(人生一石何鳥?とは、自分の欲しい状態や能力は自分では思いもつかない事柄の中でその時の最善を尽くしていれば、思いがけない時に自分が思っていた以上のものが得られるという意味で私が使っている言葉です)

さて、ひと月もすると、化学物質過敏症のことを考えられるまでに回復しました。

これもひとえに近所の先生のお陰だと感謝しています。

“思いがけないことの案件”にどう手を打つか、色々な人に会って相談出来るようになりました。

家族はまだ精神的に回復していなかったので、ひとりで方々へ足を運びました。

それでも、対応は決められず、落ち着かない日々が続きました。

そして、この頃から、過敏性が徐々に戻りつつあるのを感じました。

都会の空気の悪い所へ戻ってひと月以上経つのだから、完治していない身としては当たり前かと思いました。

「NAETを中断すると、しばらくは治ったように感じるかもしれないけれど、完治してなければまた戻るよ」という友人のNAET治療家Kさんに以前言われたことは本当だったと思いました。

あれだけさっさっと身軽に出来ていた家事がだんだんスローペースになり、洗濯物も外に干し放題とはいかなくなり(即症状がでるわけではないけれど、近所の洗剤香料の洗濯物への移り香が気になり始めた)徐々に焦りのような気持ちが出てきました。

“思いがけないことの案件”もまだどんな解決策を選んだらよいのか決められず、春になったらまた曝露するかもしれない…それまでに、化学物質過敏症の治療についても何か手を打たなければならないと思いました。

ただ、今、NAETを再開したとしても、また外堀を進める治療のようになってしまうのではないかと思いました。

漢方は、続けていて良い感じはするのですが、直接化学物質過敏症の本丸を目指す治療という感じでないように思いました。

私が化学物質過敏症の本丸を目指すには、どうしても今まで越えられなかった城壁を突破しなければならないと思うのですが…

どんなことをすればよいのか考えてもわからないので、ならば、今したいこと、今ならやってみようと思えることは何だろうかと、ちょっと考え方の方向を変えてみました。

過敏性が戻ってきたとはいえ、以前よりよい状態である今のうちに、何をやってみたいかと。

ふと思いついたのは、歯科に行くことでした。

(この話、続きます)

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ひろって

Author:ひろって
化学物質過敏症をNAETで治療を受けている、日本ではパイオニア的患者だと思います。

外出するのも、家にいるのも困難だった私が旅先で倒れて、偶然出会ったNAET治療。たった15分の治療で、原因の香水の反応から開放されました。

以後治療を受け続け、引越もリフォームもせず、家具等を捨てる等もせず、今までの環境のまま、ほぼ普通に過ごせるようになりました。

(現在は、治療受けることをお休みしております。)

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