2008-01-24(Thu)
捨てないで一部保管しておく話
化学物質過敏症とわかったら、「まず身の周りにある症状が出る原因物質を特定して捨てる」ということが、化学物質過敏症の人々の基本中の基本ですが、捨てる前に、ちょっと待った!です。
原因物質(=アレルゲン)は、全部捨てないで、一部を少しだけとって保管しておいて下さい。てのひらに乗るくらいの大きさがあれば充分です。
なぜかというと、NAETの治療で、それを使って治療出来る可能性があるからです。その物質を残してあれば、その物質が原因で引き起こされている身体症状や精神症状を脱感作して治すことが出来るのです!
保管には、てのひらサイズ~指サイズくらいの大きさの清潔なふたつきの密閉出来るガラスビン(不要になったスパイスのビンやジャムのビン、蓋付き試験管等)を使います。(こちらの記事をご覧下さい)
個体のもの、液体のもの、粉状のものを、保管出来ます。例えば、壁紙の切れはしや、クリーナー、合成洗剤粉等をガラスビンに入れて保管します。
その後で、ガラスビンをポリ袋等に入れて保管します。ガラスビンだけだと、その物質を完全に隔離出来ないので、必ずポリ袋等で覆って下さい。
保管にガラスビンを使うのは、NAETの治療でそのまま使うことが出来るからです。すぐにガラスビンが用意出来ない場合は、とりあえず、密閉出来るポリ袋に入れる等して保管してください。
また、てのひらサイズにこだわらなくても、持ち運ぶのが容易なサイズで保管出来るという事ならば、そのままのサイズで、袋に入れる等して、密閉させて保管してください。
それから、ヘアスプレー等のスプレーの類は、スプレーから吹き出させてガラスビンに入れるのは、治療直前にして、スプレー缶のまま保管した方が、安全に保管出来ると思います。
農薬や殺虫剤等、化学物質過敏症の人にとって、あまりにも危険なものがあったら、わざわざガラスビンに移し変えたりせずに、そのままの方が保管に適していると思います。
そして、その治療が出来る段階になったら、担当の先生と相談して、誰か化学物質過敏症でない人に、ガラスビンに入れ変えてもらう等の対策をした方がよいと思います。
それから家具等は、捨ててしまう前に、何箇所か削りとって、ガラスビンに入れることも出来ると思います。ですが、すぐにNAETを開始出来るのであれば、捨てないで、治療の経過を待つことも出来ると思います。
NAETの治療は食品必須栄養素からなので、家具アレルギー等の化学物質の治療が出来るようになるまでは、開始から何ヶ月か時間がかかってしまう場合もあるかもしれません。
その間、その家具のある部屋に近付かない、あるいは何らかの方法で、覆う等の方法で、その家具を避けられれば、NAETで治療をした後は、使いたければ、その家具を再び使える可能性があります。
私は、家具を捨てずに治療することを選びました。
それから、捨ててしまうと、後から手に入れるのは難しいというものもあると思います。患者自身の身の周りにあって長い間暴露していたものを使って治療をした方がよいようなので、ぜひ全部捨てずに一部残しておいて下さい。
もう捨ててしまったという人には、また別のやり方で治療出来ると思いますので、あまり気を落とさないで、担当の先生と相談なさって下さい。
それから、もしも愛用していたヘアスプレーや化粧品等を捨ててしまった場合、治療をする段階になってから、化学物質だらけのドラッグストアに買いに行ったり、サンプルをもらいにいく可能性があります。だから、なるべくなら、捨てずに治療まで安全に保管しておけたらと私は思うのです。
でも、せっかく保管しておいても、それら化学物質は、すごく末端の枝葉のアレルゲンである可能性もあります。その場合、根本的な幹のアレルゲンのを治療すれば、末端の枝葉のものをわざわざ治療しなくても、治療が進んでいくうちに、気付いたら大丈夫になってしまう場合もけっこうあるようですので、念のため。
全部捨てないで、一部保管しておく話、目からウロコだったでしょうか?
原因物質(=アレルゲン)は、全部捨てないで、一部を少しだけとって保管しておいて下さい。てのひらに乗るくらいの大きさがあれば充分です。
なぜかというと、NAETの治療で、それを使って治療出来る可能性があるからです。その物質を残してあれば、その物質が原因で引き起こされている身体症状や精神症状を脱感作して治すことが出来るのです!
保管には、てのひらサイズ~指サイズくらいの大きさの清潔なふたつきの密閉出来るガラスビン(不要になったスパイスのビンやジャムのビン、蓋付き試験管等)を使います。(こちらの記事をご覧下さい)
個体のもの、液体のもの、粉状のものを、保管出来ます。例えば、壁紙の切れはしや、クリーナー、合成洗剤粉等をガラスビンに入れて保管します。
その後で、ガラスビンをポリ袋等に入れて保管します。ガラスビンだけだと、その物質を完全に隔離出来ないので、必ずポリ袋等で覆って下さい。
保管にガラスビンを使うのは、NAETの治療でそのまま使うことが出来るからです。すぐにガラスビンが用意出来ない場合は、とりあえず、密閉出来るポリ袋に入れる等して保管してください。
また、てのひらサイズにこだわらなくても、持ち運ぶのが容易なサイズで保管出来るという事ならば、そのままのサイズで、袋に入れる等して、密閉させて保管してください。
それから、ヘアスプレー等のスプレーの類は、スプレーから吹き出させてガラスビンに入れるのは、治療直前にして、スプレー缶のまま保管した方が、安全に保管出来ると思います。
農薬や殺虫剤等、化学物質過敏症の人にとって、あまりにも危険なものがあったら、わざわざガラスビンに移し変えたりせずに、そのままの方が保管に適していると思います。
そして、その治療が出来る段階になったら、担当の先生と相談して、誰か化学物質過敏症でない人に、ガラスビンに入れ変えてもらう等の対策をした方がよいと思います。
それから家具等は、捨ててしまう前に、何箇所か削りとって、ガラスビンに入れることも出来ると思います。ですが、すぐにNAETを開始出来るのであれば、捨てないで、治療の経過を待つことも出来ると思います。
NAETの治療は食品必須栄養素からなので、家具アレルギー等の化学物質の治療が出来るようになるまでは、開始から何ヶ月か時間がかかってしまう場合もあるかもしれません。
その間、その家具のある部屋に近付かない、あるいは何らかの方法で、覆う等の方法で、その家具を避けられれば、NAETで治療をした後は、使いたければ、その家具を再び使える可能性があります。
私は、家具を捨てずに治療することを選びました。
それから、捨ててしまうと、後から手に入れるのは難しいというものもあると思います。患者自身の身の周りにあって長い間暴露していたものを使って治療をした方がよいようなので、ぜひ全部捨てずに一部残しておいて下さい。
もう捨ててしまったという人には、また別のやり方で治療出来ると思いますので、あまり気を落とさないで、担当の先生と相談なさって下さい。
それから、もしも愛用していたヘアスプレーや化粧品等を捨ててしまった場合、治療をする段階になってから、化学物質だらけのドラッグストアに買いに行ったり、サンプルをもらいにいく可能性があります。だから、なるべくなら、捨てずに治療まで安全に保管しておけたらと私は思うのです。
でも、せっかく保管しておいても、それら化学物質は、すごく末端の枝葉のアレルゲンである可能性もあります。その場合、根本的な幹のアレルゲンのを治療すれば、末端の枝葉のものをわざわざ治療しなくても、治療が進んでいくうちに、気付いたら大丈夫になってしまう場合もけっこうあるようですので、念のため。
全部捨てないで、一部保管しておく話、目からウロコだったでしょうか?